古着愛【つるけんコラム】~vol.95

どもー!つるけんです。

金曜~土曜にかけて東京へ行き、なかなか有意義な時間を過ごしてきやしたぜー!!

ゆかちゃんの誕生日を祝ったり、その後ダーツしたり、翌日は展示会に顔を出したり…。

内向的なタイプなのに、よくもまぁ…と思います、我ながら。笑

ちなみにダーツは人生で2~3回目の体験だったのですが、これはハマりそう。

「この角度と力感であそこに刺さったから、次はもう少しこんな感じで…」って細かく試行錯誤する感じがたまりません。

もしかしたら新しい趣味になったり…ならなかったり…?

ってことで前置きはこれくらいにして、今回は思う存分”古着”について綴らせてもらいますねー!!笑

なお、一番最後にちょっとした問いかけも投げているので、そこだけでも読んでくださいまし( ´ ▽ ` )ノ

━━━━━━━━━━━━━━━

「古着ってセ○ストとかオ○ハウスとかに売ってる安っぽいヤツでしょ?」

世間一般の方々は古着に対してこういうイメージを持っているかと思います。

確かに間違っていません。リサイクルショップなら数百円で買えるものもあるので。

でもね…僕から言わせればそんなの古着じゃねーんですよ。笑

いや、こういうお店にも”ちゃんとした古着”は売ってるんです。ただ、言うほど安くありません。

安くても4,000~5,000円くらい、そこそこのものだと20,000~30,000円とかザラです。
(Levi’sの66後期とか、Championのトリコロールタグとかがこれくらいの価格帯かなぁ…)

ちなみに、Levi’s 501XXっていう40~60年代のジーンズはウン十万とかします…。

こうやって見てみると、なんだかワインと似てません?ほら、ワインだって年代物は高いじゃないですか…。

”ヴィンテージ(Vintage)”の語源もフランス語で、直訳すると”ワインの年齢”になりますし。

デニムの語源もフランス語だったりするので、気になる方はGoogle様に聞いてみてくだされ。

━━━━━━━━━━━━━━━

なんとなーく、僕の古着愛が伝わったかと思いますが「そもそも、なんでつるけんは古着にハマったん?」って話ですよね。

細かい理由は色々あるけど、一番は「周りとは違うカッコいい自分を演出したかったから」ですかね。

小学校~中学校までイジられキャラだったこともあって、どこかしらでキャラ変したかったんです。

そのキッカケの1つが”ファッション”で、最初はベタにブランド物に手を出してました。SUSSYとかSupuremeとかAPEとか…いわゆるストリート系とか裏原系って呼ばれるものです。

当時は周りがこぞって着てたから、それを真似した感じ。ただ、値段が値段だからそんなバンバン買えないんですよ。

そんな中、友人と遊んだ時たまたま連れて行ってもらったのが「古着屋」だったんですよねぇ…。

デビュー戦だけあってあたふたしてたと思うけど、割と衝撃的だった記憶があります。

服はシワシワだし、プリントは剥がれてるし、店内に独特の匂いが漂ってるし…初めの印象は最悪でしたね。

ただ、1枚1枚見ていると同じものが一切なく値段もお手頃。

「これなら今より安く服を買える!」

…はい、僕も最初は値段重視を古着に手を出した1人です。笑

━━━━━━━━━━━━━━━

そこからはもう一瞬でしたね…熱中するのが。

当時は古着の雑誌が豊富なので、着こなしを勉強するために片っ端から読み漁っていました。んで、新潟の情報誌でも古着屋の特集があったので、それを頼りにお店を巡ったりも。

20代半ばでオーナーやってる兄ちゃん「涌井さん」と仲良くなって、彼から”古着の基本”をしこたま教わりましたよ。笑

「最初来た時は変な着こなししてるなって思ったわwww」

と言われてからは、マジで教えを請いまくりましたね。見分け方や選び方はもちろん、サイジングとかの合わせ方なんかも…。

冗談抜きで、実の兄貴のように慕っていましたね。涌井さんも人生の師匠の1人だなぁ…と、この文章を綴りながら感じましたわ。

ただやっぱり、ブームは流れ行くもので…

世間の古着ブームが落ち着くと同時に、新潟でも閉店するお店が増えてきたんです。

涌井さんのお店もその1つ。それがキッカケで僕は行くお店を失い路頭に迷うことに…

とはならないんですけどね。笑

━━━━━━━━━━━━━━━

実は涌井さんのお店ともう1つ、よく通ってたお店があったんです。そこのオーナーが「カバさん」っていうおっさんで、僕に釣り針を与えた張本人。

カバさんのお店も最初は涌井さんと同じようなジャンル(アメリカ古着)を扱ってたんだけど、姉妹店を出すタイミングと同時に路線変更したんですよね。

その路線・ジャンルっていうのが「ヨーロッパ古着」で、今の僕が愛してやまないヤツです。

アメリカ古着はカラフル!プリント!ロゴ!みたいな印象。ヨーロッパ古着は割りと対照的で無地…シンプル…控えめ…みたいな印象です。
(もちろん例外も多々ありますけど)

最初は1mmも興味を持てなかったんだけど、涌井さんのお店が無くなったこともあって、少しずつ少しずつヨーロッパ古着に足を踏み入れていきました。

シンプルさの中に奥ゆかしさがある…とでも言うんでしょうか?

「服を着る」っていうより「歴史を着る」感覚が強いんですよね…伝わるかしら?笑

「当時の人はどんな着方をしてたんだろう?」
「針を通す時はどんな気持ちだったんだろう?」

…とか妄想するとエモい気分になりますわ。

━━━━━━━━━━━━━━━

いやはや…好き勝手綴ってたらいつにも増して駄文になりましたな

まぁ…仕方ありません…溢れ出る愛はコントロールできないので。

「周りと被りたくない!カッコよくなりたい!!」っていう安直な気持ちで手を出した古着だけど、まさかここまでハマってしまうとは…。

「古着のおかげで人生が変わった」っていうとちょっと大げさだけど、古着を通して磨かれてきたなぁ…とはマジで思います。

でね、ここでみんなに質問です。

日本語で”衣・食・住”って言葉があるじゃないですか。これってなんで”衣”が最初だと思います?

食べなければ生きていけないし、住む場所がなければ安心して過ごせないのに。

明確な正解はないので、自分なりに考察してみてくだされー!!

ってことで、今回はこんな感じで。

長文にも関わらず、最後までお読みいただきあざましたー!!!

それでは、また来週ー( ´ ▽ ` )ノ

コメント