お久しぶりです&はじめまして。
今回の交換日記を担当させていただく工藤です。
近況の散らかったお話で、全体の流れに沿わないお話になる気がし
申し訳ないなと思いつつ、気の向くように書かせていただきます。
自分は会社で働く人間ですが、仕事が未消化のままお盆休みに突入
実家で、晩酌中の父とぽつぽつと話をしつつテレビを眺めていると
それを見ながら父が美しいと言い出しました。
昔の人が書いた日記の、文字が等間隔にぴっと書き込まれた生真面
また似たものには、
女に学は不要という時代に、負けるものかと学んだ女性の書いた文
個々の字が上手いかというと上手いともいえないものの、全体から
また、美しいものには大体お金がかけられている今の時代に、とり
若い頃は何とも思わなかったが、年を重ねていくとそんな美しさが
父はそんなことを考えていたのか…という驚きで黙り込んだのです
とっくの昔に定年退職しており、今は早朝のみ仕事をしているので
誰がやっても結果は同じ・大きくもないことだけれど、見えないと
神は細部に宿る、というか、在り方・行為そのものが非常な力にな
最近どたばたと慌しい自分をちょっと長い目で省みると、何かそう
仕事から離れて世の中全般に、そのような物事の美しさが存在して
日常のなんてことのない、経済的価値があってもなくても、世界の
それを感じるように、つくり出すように、時を過ごしていくこと。
何かとても豊かな感じがします。
休みが終わり慌しい日々に戻れば、また現実的な問題に清濁併せ呑
それでも、自身の立ち返るポイントとして、長い長い時間軸で意識
読んでくださり、ありがとうございました。
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