まつおでございます【交換日記】~vol.218 

みなさんこんにちは

ほとんどの皆さんはじめまして

松尾清志といいます

とりあえず背景情報を最初に書きます。

1973年北海道生まれ大阪育ち
どうでもいいんですが俳優の安田顕さんは生まれた市も年齢も同じなので
勝手にファンです。

男3人兄弟の末っ子

小5の時に大阪に引っ越してきました。
親の地元が大阪でも特にディープでファンキーな街西成区

街は臭いし、夏は暑い。

路上でお暮しあそばされている紳士淑女たちがいるし、
監視カメラ付きの代紋が付いた事務所があちこちにある。

クラスメートにもその道の方の息子が普通にいる。

カルチャーショックに頭がクラクラしました。

それ以来大阪に住んでいる方が圧倒的に長いのですが、
今でも心は道民です。

津軽海峡を超えた瞬間オート北海道弁機能が作動します。

現在仕事は訪問でPCの初期設定作業を行っています。

お客さんの9割はおじいちゃんおばあちゃんなので
仕事は気楽で楽しいです。

と、ここまでざっくり自己紹介。

ここからわたしの目標としていることと、最近起こったことに関して…
書いてたら、超長くなったので、

読まなくてもいいです(笑)

いや、読んでやろうじゃないかという奇特な方、改めましてこんにちは。

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今目標としていること:自信を失った方の回復のお手伝いをしたい

これが現時点でのわたしの目標です。

だからといってわたしは自信満々な人間ではないですよ。
どちらかというと薄氷の上に立っているほど不安定な自信の持ち主です。

ではなぜその目標を持ったのか?

超ざっくり言うと、おとさんのおかげです。
終わり。

だと、全くわからないのでもうかなり少しだけ。

少し前までHSPの方向けに
どうやってHSPとうまく付き合っていくか
インスタで発信していました。

これをおとさんに見ていただいたのですが、
これって自分が本当にやりたい発信なのか?

そんなことを問う会話が始まり

改めて自分の人生をおとさんと一緒に
深堀すると、あることに気づきました。

それは
人の後押しをして自信をつけさせることが多い人生だったな
ということ。

実はわたし、
母がとある宗教にドはまりしたおかげで(せいで)
自分もドはまりしていた時期があったんです。

その宗教内で
やることなすこと上手くいかず
みんなから総スカン食らって
完全自信喪失状態な時期がありました。

その時たった一人だけ
手を差し伸べてくれた先輩がいてくださり
おかげで復活を遂げることができたのです。

この時の体験から
自分のように自信を失った人たちを
徹底サポートして先輩に恩返ししようと固く決意しました。

そこからは頼まれてもいないのに
勝手に人材育成を行い
いつの間にかわたしをはるかに超える立場にまで上り詰めてくれる人も出てきました。

そんな人生を振り返った時に
自分が本当にやりたいこと、
エネルギーが上がる活動とは

自信を失っている人の回復のサポートをすること。

こういう結論に至ったのです。
現時点ではですよ。
(そういう意味ではHSPの方向けの発信も全くの方向違いではないのですが)

と、ここまでは決まったのですが、
今の自分の理想理念を
どんな切り口で提供すると受け止めてもらいやすいのか?

ここが今の悩みどころで
絶賛お悩み中です(笑)

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さて、そんなことをやっていきたいと思うわたしに
最近自信に関連したある出来事が。

わたしは今、別コミュニティで
裏方のボランティアをさせてもらってます。

このコミュニティを主宰している方と知り合ってかれこれ6年
何か貢献したいという思いがあり
数年越しでその思いが実現した時は幸福感でいっぱいでした。

しかし、いざ裏方に入ってみると
いかに自分が無能かを日々痛感することばかり。
周りはそれぞれ道を究めたプロの方たちなので仕方ないのですが。

元々足りてない自信なんてあっという間にエンプティ。
毎日が自分がこの場にいていいのか?と自問自答の日々。

それでもせっかく掴んだチャンス
とにかく付いていかねばと、
自分の仕事はほぼそっちのけ。
時間を使い身銭を切り、
最優先で作業をし、
失敗しつつも何とか食らいついていた。

はずでした…

そんなある日、
一つの資料を目にすることがあり
わたしについての言及がありました。

そこに書かれていたのは

「まつおさん 全くついてこれていない」

「うん、正直な意見だ」
「ん?……ええええええええええ!」

かろうじて首の皮一枚くらいはつながってると思ったら
とっくの昔にわたしの頭は胴体から切り離されて
コロコロとあてどなく転がっていた。

米粒くらいの自信が米粉になりました。

追い打ちをかけるように
ダークサイドの自分が大声で叫び出します。

「やっぱりだ、お前なんて役に立ったためしがない」
「こんな一言で凹むなんて自信過剰か」
「お前なんてやめたほうがいい。もっとスキルの高い人に代わってもらえ」
「必死に食らいついてきたなんてお前の自己満なんだよ」
「こんな状態で何が人に自信をつけさせようだよ。頭沸いてんのか

どれももっともな意見ですが
ネガティブ思考の大合唱が始まりました。

これはまずい…

何とか乗り切る方法を考えねば…

そう考えれば考えるほど思いつかないものです。

そんな思いを吹っ切るきっかけをくれたのが
まさかの朝ドラでした(笑)

「虎に翼」
知らない方のためにちょっとだけ解説。

日本で初めて女性弁護士の一人になった主人公の寅子が
やがて裁判官として法の世界で活躍する姿を描いた
リーガルエンターテインメントです。

この主人公寅子が戦後
家族を養うために司法省で勤務することに。

そこでかつての恩師に出会い
恩師から自分が法の世界に導いて寅子を不幸にしたことを詫びられる場面があります。

この恩師の言葉に疑問を感じた寅子は
なんのために今の仕事をしているのか改めて考えます。

「わたしはやりたくて今の仕事をしている。
やれるだけやってみよう」

これが寅子の結論でした。

完全に状況がかぶるわけではありませんが、
このセリフが今のわたしにドカーンと響きました。

今の自分が首の皮一枚どころか頭と胴体が完全に分離して
全くついてこれていないのは事実なんだろう。

そういえば少し前に
わたしが仕事が出来ないことは
遠回しに言われていた。

本当は使えないことは早い段階で
わたし以外の周知の事実だったのだろう。

やる気だけで無邪気に入り込んだ初老のオヤジでごめん。

そこに改善の余地は大いにある。

でも、今の手伝いの根本は、
自分がやりたくてやったこと。

だったらやれるとこまでやったら良いじゃない。

幸いなことに頭と胴体が分離していても
まだ働ける場所が提供されている。

それでだめならきっぱり自分から退こう。

そんな考えがすーっと自分の中に沸き上がった瞬間
心が軽くなりました。

するとわたしを悩ませていたネガティブ思考の大合唱は
いつの間にか止んでくれたのです。

良くも悪くも厚かましくなりました(笑)

今回の出来事を通して自信を失った時に、
基本に立ち返るのは自信回復に役立つなと感じました。

人の評価は変えることはできません。

どれだけ不本意でもそれは変わらない事実です。

だからといって今の仕事に対する意欲まで失うのは
最低一回は待った方がいい。

そもそもなんで今この仕事を自分がやっているのか?
まだまだやり切れていないことがあるんじゃないか?
人がどうこうではなく自分が本気でついていけないと思うまでやってみる選択肢はないか?

そんなことを考えてみると
ショックな出来事に対して
冷静に自分を見つめることができる。

その冷静さが誤った判断をとどまらせる。

そんなことを学べた出来事でした。

自信と自信喪失のバランスって本当に微妙なところにありますよね

どちらかに偏りすぎたときに修正する力が
本当の自身を生み出すのかなあ
なんてことを考えてました。

ここまで読んでいただいた稀有な皆さん
ありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。

まつおでした。

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